ポップスPOP音楽CD

歌姫来日！
日本がその才能を認めたラナが、初来日を飾った際のライブ盤。まだ本国も含めて大規模なツアー経験などがなく、ライブのこなれ具合という意味ではまだまだ、という印象もあるが、それも初々しいまでの新鮮な印象となるから不思議。

選曲は過去の作品から満遍なく選ばれているが、特に純粋な意味でのロックの名曲がそろっていたデビュー作からのtrk2,5,8が個人的にはお気に入り。演奏的にはセカンドアルバムからの重厚かつメロディックな大作trk9,11が素晴らしい。

ラナはとにかくライブでもうまい。またバックの演奏も個性的でカラフル。非常に聴き所の多いライブアルバムである。

ＴＨＥ　ＢＯＯＭファンの人もそうでない人にも。
「島唄」第１次ブームのちょっと前からＴＨＥ　ＢＯＯＭのファンの私、大抵のＣＤは持っていましたが、これは先日買ったばかりです。
関西等で放送されているＭＩＹＡの「極東ラジオ」でＢＧＭとして流れていたジャズっぽい「風になりたい」が耳に残って、きっとこのアルバムなんだろう、と思って買いました。（１曲目に入っています）

どの曲も素敵にアレンジされていて良いですよ。原曲（ＴＨＥ　ＢＯＯＭでも割とメジャーな曲ばかり）をご存じの方にとっては「あれ？　このイントロ何？」と感じるような始まり方をする曲もありますが、それはそれでまた一興。原曲を知らない方にも「休日の穏やかなＢＧＭ」としてオススメです。とにかく聴いてみよう買ってみようのヒトコトに尽きます。

心の芯まで届く音色
胡弓の音色によって日本のヒット艶歌がまた新たな魅力を見出され、心の奥の魂まで響き、揺り動かします。繊細な音色が郷愁をかきたてます。
美しすぎる、ニ胡の音色
今や、陳明さん、姜健華さん・・・と女性の二胡奏者も増えつつ
ありませんが、この人も忘れてはいけません。

日本の歌が中国の母性的なやさしい音色で、見事にマッチ
しています。